新しい自分と出会うために、グループホームという選択
- cli162
- 2024年11月1日
- 読了時間: 2分
更新日:1月24日

グループホームと聞くと、病院のような環境を想像する方もいるかもしれません。しかし、グループホームの本質は単なる医療の補完施設ではありません。むしろ、ここは「自立した生活」へとつながる橋渡しの場所です。
イタリアの精神科医フランコ・バザーリアは、長く病院に頼ってきた精神医療を地域へと開放し、患者が地域社会で自立して生活することの大切さを提唱してきました。それと同じく、私たちの目指すグループホームも、単にケアを受ける場ではなく、一歩一歩自分らしく生活できる環境を提供する場所なのです。
そのため、グループホームは人里離れた場所ではなく、周囲に図書館やショッピング施設、職業訓練の場などが徒歩圏内にある、日常生活を意識した立地が理想です。日常の一環として、病院やクリニックのほかに、ふとした買い物に出かけたり、職業訓練で新しいスキルを学んだりすることが、心の健康や自立へのステップとなります。
ソルフェジオ丹波篠山では、本院の医療法人社団タマル産婦人科では障害が有っても働ける環境も用意しています。ソルフェジオ三田本町では、宝塚三田病院に近く、また徒歩圏内で生活できるので、車が必要の無い生活が送れることでしょう。
このホームでは、食事の準備など、日々の家事をスタッフがサポートしてくれます。1ヶ月に要する生活費として、住居費は国や市町村からの助成が有るために自己負担は無いか、有っても少額で済みます。食費は朝250円、夜750円で、1ヶ月30,000円ほど、それに水光熱費15,000円、雑費が5,000円のみです。
サポート体制について
夜間対応:夜間は本院のスタッフが電話対応可能です。また、緊急時には本院の訪問看護師がサポートしますので、生活支援員は夜間に常駐はしていません。
相談体制:世話人と生活支援員の他にも管理者や訪問看護師、サービス管理責任者が在籍しているため、入居者さんだけでなく、スタッフ同士での相談やサポートも充実しています。
診療体制:2025年4月より本院において女性精神科、女性診療内科、女性内科も併設し、訪問看護も開始しますので、これまで以上に充実したサポートを提供予定です。